タリンの公共交通機関はアプリ決済が便利だった

タリンのトラムやバスといった公共交通の乗り方について。タリン市民は住民カードを所持していれば無料で乗ることができるのだが、外国人はチケットの購入が必要となっている。しかし、このチケットの購入なのだが社内で現金で買おうとしても運転手さんはだいたいおつり持っていないし、なんなら「え、チケット買うの?」みたいな顔をされる。まあ、そうだよな。ほぼ無料で乗れる人しかいないわけだし。

かといって、無料で乗るのは違法だしそれはまずい。ということで、バス停のところに案内があったQRコードからアプリをダウンロードしてアプリ上でチケットを購入したのだが、これが案外便利だった。

タリンの街中を走っているトラム
バスも便利な乗り物だ。日本のバスによく似ている。
タリン空港にもトラムで行くことができる。

アプリはPilet.eeというもので、アプリストアからダウンロードが可能となっている。アプリ内でクレジットカードを登録してQRコードのチケットを購入するのだが、これが回数券っぽく10回分とか買うと少し安くなる。トラムやバスに乗ると車内のなかほどにQRコードを読み取る機械があるのでそこで表示したQRコードを読み取らせると1時間分の乗車権利がもらえる。そうなのです、タリンでは公共交通機関の乗車料金は時間制だったのです。まあ、小さい街なのでだいたいこれで事足りる。

どうやらこのPilet.eeというアプリなのだが、エストニアの他の町でも使えるらしく、国内の交通機関はだいたいこでチケットが買えるみたいだ。すごい便利だな。世界有数のキャッシュレス国家であるエストニアは現金を使うことがほぼなくて、クレジットカードでだいたいのことが済んでしまった。

アプリのダウンロードはタリン交通局のページにリンクが設置されているので、そこからいくのが便利。できれば旅行前にインストールしておいた方がいいと思う。

Tallinna Transport


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