広島まで来たので、ちょっと宮島まで足を伸ばしてショートトリップをしてきた。広島から宮島まで移動して、厳島神社をみてきて、うえので穴子飯を食べて約半日の旅行という感じ。
広島~宮島間の移動
広島と宮島の間を移動するには、JR、市電、広島港からのフェリーという三種類があるけれど、よほどのこだわりがない限りにおいては、JRを選択するのが無難。広島~宮島間は普通列車で30分、だいたい10~30分おきくらいに発車しているので、利便性が高い。
JRの宮島口駅から宮島港までは徒歩5分くらいだが、歩道は整備されているので歩きやすいと思う。
宮島までのフェリー
宮島と厳島を結んでいるフェリーは何社かあるようなのだが、もっともメジャーで観光客向けなのはJRが運航しているフェリー。これだと、宮地港から厳島に行く往路は、ちょっと遠回りをして厳島神社の海中にある鳥居を正面に望める航路をとってくれる。
よって、往路は外にいて進行方向の右側の場所を確保するのがおすすめ。10分程度の船旅だし、瀬戸内海は穏やかなので船はゆれることもない。
写真を撮る場合には午後~夕方がおすすめだと思う。午前中だと逆光できれいに撮れない。
乗船にはICカードも対応しているのだが、ICOCAだけみたいで、SUICAなど他社は対象外。これはまあ、そのうち解消されるんじゃないかと思うんだが、2013年秋現在では利用できないので現金払いとなる。
厳島神社
世界遺産のリストに入っていて、日本でも有数の観光地なのでとても整備されている。島内には神様のつかいとして鹿がいるのだけど、あまり覇気もなく日がな一日うだうだしている。こんな標識があったりして、ちょっとかわいそうでもある。
フェリー乗り場から厳島神社までは徒歩10分程度。完全に修学旅行生向けな感じで、台湾の九分みたいだなとか思った(坂道はないけど)。まだあったんだ・・とか思うお土産物屋さんが軒を連ねている。
厳島神社のハイライトは遠景で眺めた水面に浮かぶ神社と海中にある鳥居だと思うので、入ってみて思ったが、きれいな写真を撮るだけであれば参拝をすることもないとは思うが、参拝料はそれほど高くないし、せっかくなので入ってみてもいいかと。
周辺にも神社があったりするので、パワースポット巡り的にはいいんじゃないかと思うが、歴史がよくわかっていない僕みたいな無学な人間にはそのすばらしさがイマイチ伝わってこないところが自分でも残念。
食事について
食事については、参道にもあれこれ出ているし、牡蠣をうっているところもあるけれど、基本的に牡蠣は11月からの冬期に限られているので、それ以外の時期に行っても売ってないし、売っているとしてもおいしくないので、あまりオススメしない。これは牡蠣好きの僕が参道で身をもって確認した。
じゃあ、なにがおすすめかというと、宮島口にある穴子のうえのはおいしかった。別途、書いたけれど、ここの穴子飯は本当にさっぱりしていてうまい。
穴子は夏がシーズンなのだが、春~秋にかけてはずっとおいしくいただけるので、冬期でなければ穴子。冬期であれば牡蠣というのが、すてきな結果をもたらす選択じゃないかと思う。
宮島は美しい風景があり、神社の荘厳さもあり、観光地としても洗練されているので、一度は来た方がいいと思う。広島まで来ることがあれば、ここまで足をのばしても損はない。
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