小布施堂で朱雀をあじわうとともに、小布施を散歩してきたのでその記録。
早朝(というか深夜)に、家を出発して朝には小布施堂に到着。すでに何人か並んでいたが、無事に食べることができた。小布施堂の朱雀は究極のモンブランというよりも、究極の栗和菓子といったところで、これはこれで絶品の香り高さとおいしさなのだが、モンブランとしてのおいしさはまた別のところにある。
モンブランのおいしさとしては、栗の木テラスの方がおいしいと思う。また、栗の和菓子ということであれば、小布施 味麓庵の福栗焼きの方がおいしいかも・・。朱雀はその世界観とか、造形美も含めたすごさにある(ということにしておく)。いやでも、本当に朱雀はすごいので一度はたべて損がない。
小布施の古い街並みの中は一部の住居の庭が公開されていて、少しだけお邪魔してその手入れされた日本庭園の美しさを鑑賞することができる。庭を公開して、その庭を常に整備して・・これは日本ならではのおもてなしの心だなあって思う。
小布施といえば葛飾北斎ゆかりの地でもあり、郊外にある岩松寺の天井絵や、市内にある北斎ミュージアムは日本画にすごく興味があるわけじゃない人にとっても一見の価値がある作品群で、小布施に来たからには見た方がいい。
また、栗やリンゴといった果物類の産地でもあり、僕は秋の収穫際である小布施六斎市で購入したけれど、普段でも小布施郊外にある物販センターのようなところで購入することができるし、ギフトに発送することもできる。
小布施って、長野の地方にある小さな町なのだけど、京風な洗練された文化をもつ味わい深い小都市なので、ぜひ一度足を運んでみてもらいたい。そして、来るのであれば、だんぜんに秋がおすすめ。
コメントを残す