芸術の秋ですよ。なにかきれいなものをみてくるかということで、群馬の中之条エリアで2年ごとに開催されている「中之条ビエンナーレ2013」を観てきた。2年前に観に来たときよりも規模が大きくなってきてはいるけれど、それでも他のアートイベントと比べると手作りで地元の人も楽しんでいるような雰囲気で、いいイベントだった。
地元のおじいちゃん、おばあちゃんがボランティアで手伝ってくれているアートイベントって、なにげに結構珍しいんじゃないかって思う。
今回は、あらかじめ前売りのパスポートを購入していたので通常1,000円のチケットが、800円で購入できる。ここのイベントのいいところは、結構しっかり作られたイベントの作品集をかねた冊子がついてくることで、今年からはパスポートと分かれて作られていたので便利だった。パスポートホルダーは越後妻有のものが流用できそうな大きさ。
パスポートはスタンプ帳になっているのだが、これがまた趣向を凝らしたかわいいものになっていて、ついついコレクションしてしまう。別途スタンプ帳を持ち歩いている方がいたのだけど、その気持ち分かる!というかいいアイディア過ぎる!再来年は僕もそうしようと堅く心に思った次第。
で、事前にパスポートをもっていたこともあり、結構効率的に巡ることができた。旅の鉄則である「まず一番遠いところへ行って、そこから徐々に近づいてくるように巡る」というルートをとった。
ということで、巡った順路は以下の通り。
で、ここまで巡って、最後に気になった伊参エリアとか沢渡を少しまわってから帰宅。暮坂峠は道幅も狭い峠道なので、ここは通るのを一回だけにしたかったのだが、今回のコースであれば往復で通る必要もなく、運転はラクだった。
バスで巡るプランもあるのだが、結構時間がかかるのとそんなに安いツアーってわけでもないので、レンタカーを借りて巡るのがおすすめだと思う。
とにかく、ビエンナーレ会場の端から端まで移動しても30分くらいと狭いエリアで開催されているし、「あの作品もう一度みたいな」というときにも、車であれば臨機応変に対応できる。
宿泊は四万温泉に泊まるのが選択肢として一番いいかなって思う。沢渡とか六合エリアの民宿というのもよさげだが、無難なのはやはり四万温泉。
今回泊まった、中村屋という酒屋さん兼民宿は食事もおいしくて大満足の宿だった。
また再来年に開催されるのが楽しみなイベントのひとつである。
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