赤垣屋でラーメンの話をしていたら、京都はラーメンがすごい!とくに拳ラーメンはラーメン界のファンタジスタと呼ばれていて、ここでしか食べられないラーメンも沢山あるし、なにせ週替わりとか月替わりとか・・とにかく色んなラーメンがあるっていう話をしていたら、そこに行かなきゃいけない気分になってくる。
ということで、タクシーにのって梅小路にあるお店まで。昼間はすごい混雑ぶりらしいのだけど、閉店ぎりぎりに訪れたこともあり普通に入ることができた。
店内は普通の喫茶店みたいな感じでラーメン屋さんっていう感じはあまりない。京都の繁華街からも離れている住宅地で、静かなエリア。なんだか郊外の方に来たなっていうところ。
で、メニューなのだがたしかに訳わかんない言葉が並んでいる。僕が頼んだのは月替わりの「ひし蟹のルクラブビスクヌードル (自家製全粒粉パン付き)」なのだが、これはもうラーメン屋に出てくる言葉じゃないだろう。ビスクって・・。
そして自家製のパンがついてくるって・・、ラーメンだけじゃなくて飽くなき好奇心がすごいんだろうな。その気持ちはちょっと分かる気がする。
そして出てきたラーメンは見た目はラーメンなのだが、味はビスクそのもので濃厚なものだった。パンをつけた意図もわかる。
このスープはすごい。麺とかはもはやラーメンという便宜上ついているけれど、このオマール海老の濃厚な風味はフランス料理でもなければラーメンのスープでもない、なにか独自のものだ。一気に食べてしまい、ちょっとずつ噛みしめるようにパンを使ってスープを楽しんだ。
京都ラーメンのファンタジスタの実力はすごすぎる。夜中の京都でタクシー使ってまでくる価値があるところだと思うしラーメンに対して距離を持っている人も来てみてもらいたいと思う。
拳ラーメン
住所:京都府京都市下京区朱雀正会町1-16
時間:11:30-14:30、18:00-22:00
休み:水曜日
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