蓮香樓で飲茶の朝食、香港らしい朝の風景

お店の外観
お店の外観

この旅の前日、金曜日の夜は日本で食事をしていたのに、週末の朝ごはんは香港で食べているという不思議さ。

でも、これからすごく充実した週末を過ごせそうな確信がもてる朝食を食べてきた。

蓮香樓は、ガイドブックにも必ず掲載されているような中環の有名店。

でも、地元の人にも愛されているなって感じがすごくしていて、早朝に行ったけれどおそらく仕事前?のおじさん達が新聞を読みながらゆっくりと朝食を食べていた。優雅な朝食だなあ。

蓮香楼

 

お店は雑多な感じでせわしないところもあるけれど、食事はゆったりしている。蛍光灯の光に照らされながら食べる食事は、いつもなら味気ないと思うんだけど、ここだとなんだか不思議な美味しさ。これが香港の風景で、僕は旅に来たんだなって実感する。

お店の人は英語は全然できないし、ちょっとぶっきらぼうな感じもするけれど、不親切なわけではなくて、むしろよく気が利いた気持ちのいい接客。適度な距離感がありつつも、ちょっと困っていると「ほれ、あっちの方のカートの飲茶おいしいで」みたいに教えてくれたり、ばっちりのタイミングでお茶にお湯を足してきてくれる。こういう「あうんの呼吸」みたいな接客は気持ちがいい。

席につくと、どのお茶にする?って尋ねられるのだが、長く楽しみたい場合は普洱茶(プーアール茶)がいいけれど、お茶としてなじみ深いのは烏龍茶かなというところ。僕としては食事に合うなって思うのは飲み慣れていることもあるが烏龍茶。あともうひとつお茶の種類があったはずなのだが思い出せない・・。

蓮香楼地元の人は茶杯で器用にお茶を飲むのだが、慣れていない日本人はちょっと苦労するところ。なぜか僕はなにも言われずに茶杯を出されたのだが、ちゃんと観光客用?に急須式のものもあるのでお茶のオーダー時にお願いをするといいと思う。

飲茶については、ごろごろとカートを動かすおばちゃんを引き留めて蒸籠の中身を確認しながら自分の好きなものをとるのがいい。

飲茶については、僕は詳しくなくてどれがどれなんだか分からないけれど、見た目で美味しそうだなって思うものを適当に頼んでいる(そして食べ過ぎる)。入店時に渡された紙片に頼んだものをメモしてもらい、最後に会計時に渡すシステム。

香港に来たら、どんなにミーハーと思われようともに、必ず一度は訪れたいって思う名店のひとつ。おすすめのお店。

蓮香樓
住所:中環威霊頓街160-164号
時間:6:00-23:00
休み:旧正月、中秋節の翌日


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