マリカ ベッド&ブレックファスト(イグアス)宿泊記
今回の旅でイグアスには滝をみるためだけに訪れていて、一泊二日の旅だったのだけど、もっとのんびりしてもよかったかなあと思っている。
それくらい、夏休みの思い出みたいに居心地のいい街だった。
その思い出をつくっているのは今回泊まったマリカ ベッド&ブレックファストでの宿泊。

宿は普通の家に滞在しているみたい。
イグアスの滝のブラジル側にある街、フォス・ド・イグアスの中心地からはちょっと離れたごく普通の住宅地にある宿で、見た目は普通の家みたいな感じ。周囲は高級住宅街っぽいエリアにあって並木道が美しいし、宿は行き止まりの小径にあるのですごく静か。
そして、年末年始のフォス・ド・イグアスは真夏にあたり、太陽は21時くらいまで沈まないので、食後に散歩をする人も多くて人通りは多い。散歩をしたり、ランニングしたりしている。真夜中はどうなのか分からないけれど、本当にのんびりとした美しい街だった。
宿はマリカさんという女性が切り盛りしていて、勢いのあるおばさん。ラピュタに出てくるドーラがやせたみたいな感じで気っ風のいい話し方をする。今回は日本からお土産に扇子をもっていったのだけど、ものすごい喜ばれてビールをもらってしまった。
暑い日に飲むビールはなんと美味しいのだろう。

マリカ ベッド&ブレックファスト。裏庭にはプールもあるので時間があればのんびりするのもいい
部屋はラベンダー色で統一されていて乙女な感じ。
こんなところに僕ひとりで泊まってしまって申し訳ないと思ったりもするが、気持ちのいい部屋だった。エアコンはついているけれど、冷蔵庫はない。宿のなかはWi-Fiが飛んでいて速度は普通に利用できるくらい。水まわりはとても清潔で、今回のブラジル旅行でもっともきれいだった。日本人でも対応できるレベル。

水回りはすごい清潔

アセロラの実。朝食に食べられる。
宿は数室しかない小さなゲストハウスなので、マリカさんの目が行き届いている。
一緒に泊まったお客さんも穏やかな人が多くて朝食の時に一緒になるのだが、感じよかった。
空港とホテルの送迎、イグアスの滝への送迎も含めて事前にメールをしておけば手配をしてくれるので、これは手配してもらった方がなにかと便利。
どこで頼んでもあまり料金変わらなそうだし。
そう、そしてこの宿でもっとも印象的なのは朝食。庭で採れたばかりのアセロラや、そのほかフルーツの盛り合わせ。
焼きたてのポン デ ケイジョ。食後のコーヒーまでどれをとっても健康的でマリカさんや、この街の人たちが元気なのはこういうところにあるんじゃないかなって思える。

マリカ・ベッド&ブレックファストの朝食
イグアスの滝はたしかにすごいのだけど、それよりも僕としてはこのフォス・ド・イグアスでまたマリカさんに会いに行けるときが来ればいいなと思っている。それくらいおすすめの宿。
彼女のベストフレンドが日本人だということで、とても優しくしてくれます。
そして、このブログをみて2万キロも離れたここへ誰か行くことあったら、お土産にかわいい日本のグッズを持っていってあげてください。よりいっそう喜ばれることは僕が保証します。予約はBooking.comで行った。
マリカ ベッド&ブレックファスト / Marica Bed & Breakfast
住所:Rua Gregório Dotto, 118 – Jardim Pólo Centro, Foz do Iguaçu – PR, 85863-755, Brazil
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