台南から台中へ移動。
新幹線の窓からみえる台中は、高層ビルがどんよりとした空の下に乱立していて、なんだか近寄る気にはならない街という印象があった。
でも、今回この街に来たのは、彩虹眷村という場所に描かれている前衛的なアートが気になったから。
台湾の旅行は毎回あまり考えずになんとなく現地で情報収集しながら旅するスタイルなのだが、彩虹眷村に関しては、事前に結構しらべてからの訪問。
詳しい話はここで書くまでもないと思うので割愛するけれど、絵画を描く経験がなかった高齢のおじいさんが、取り壊し予定の自宅とその周辺にどうせ壊しちゃうならと絵を描き始めたのがきっかけ。
そして、その絵が岡本太郎ばりにパワーがあって鮮やかなものだったので話題を呼び、いまでは絵が描かれた住宅は取り壊しを免れ、隣には観光バスの駐車場と公園まである台中きっての観光地になった。
ということで、訪れたのだが日曜日に訪れたこともありものすごい賑わい。
夏祭り会場とフリーマーケットがあわったようだ。これは食べ物の露天がでてくるのも時間の問題だなというところ。
観光バスで乗り付けたおばちゃんたちが酒臭い勢いですごい騒々しい。まあ、この絵じたいも騒々しいのであってるといえばそうなんだけど、それでもなんかもうぐったりしてしまった。
肝心の絵といえば、これはもうすごい迫力だった。
なんだかよくわからないけれど、子供が書いたような老成しているような・・前衛的。これきっと1万年くらいたつと古代人の勢いを感じる壁画遺跡とかいわれて、それはそれで観光地となっているんだろうなと思う。
しかしまあ・・騒々しい。おばちゃんが金切り声をあげて歌をうたっている。
台南では観光地にいくには週末がいいとか書いたけれど、ここ彩虹眷村に関してはきっと平日に来た方がゆっくりと見られていいと思う。。
彩虹眷村
住所:台中市南屯区春安路56巷
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