台南での観光地といえば、安平エリアのことらしい。僕はあまり予備知識なきままに来てしまっていたのだが(帆布バッグがメインだった)、twitterでも教えてもらい来てみることにした。
同記安平豆花でも書いたけれど、台南の市街地からはタクシーでのアクセスが楽でおすすめ。同記安平豆花の二号店に車をつけて、そこで豆花食べてから出発するのがいいと思う。
安平自体は結構大きなエリアだなというところだが、見所は古い城塞がある安平古堡とその周りに広がる古い町並みである安平老街に集まっている。どちらも徒歩でまわれるレベルで、見終わったらタクシーで台南の市街に戻っちゃえばいいと思う。
なんか水路を船で行き来する写真をみかけたのだが、それはどこにあるのか最後までわからなかった・・・。
安平古堡はいわゆる古い城塞でいまは当時の壁が残ったりしているだけなのだが、これがなかなかどうして迫力あるし、珊瑚で作られた石垣なんかもあったりして細かい部分で見所がある。
城塞の上からの眺めは見ているときは大してなにも感じなかったのだが、旅から帰ってきてこれ書きながら思い返してみると、なんだか穏やかで歴史というのは時間によってずいぶん見える心象が変わるのだろうなあ・・なんて思ってしまったりする。意外にいいところだ。
安平老街は平らなところにある九分というか、金瓜石というかとにかく雰囲気のある平屋の建物が並んでいる。なんだか日差しの具合とかも含めて沖縄に来たみたいだなって思う。
路地を歩いていると向こう側から犬が散歩なのか、てくてくと軽やかに歩いてくる。
そして、すれ違いざまになんとなく目線が合っちゃったりして会釈みたいな感じになり不思議な気分。なんだか普通に犬が街の住民として、おつかいに出かけて散歩しているみたいな感じなのだが、それがごく自然になじんでいて、この街は本当におおらかなのだなあって思う。
みんながここを勧める理由がわかるような気がした。そして、僕も台南にきたらこの安平という街に来てみることをおすすめしたい。
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