2014年の春にみてきた「いちはらアート×ミックス」。駐車場が有料な施設だったので当初はスルーしようと思っていたのだが、「指輪ホテル」を観に行ったついでに近所だったこともあり行ってみた。
廃校となった小学校を再利用した施設で、IAAESとは「市原芸術・スポーツ・エトセトラ学校(Ichihara Art/Athlete Etc School)」ということらしい。長い・・が、この期間中だけじゃない恒久的な施設なのかもな。
アートミックスの期間中はワークショップ的な参加型のイベントが多く開催されていて、時間があれば色々参加してみたかったなあ・・というところ。併設されているカフェも雰囲気いいしおすすめ。
ここでの見所は結構しっかりとした作品を多く見られるというところ。旧校長室をマイナス30度に凍らせた栗林隆の「プリンシパルオフィス」は見学時間が限られていて、だいたい並んでいるのだが、並んででもみた方がいいと思う。
豊福亮「美術室」はゴッホ、ミレー、フェルメールなどの有名な作品の模写が部屋中に展示されていて、生々しさがあるくらいに圧倒される。これが、学生時代の美術室だったらすごい楽しかったかも。
一番面白かったのは滝沢達史の「おかしな教室」で、教室中がお菓子のパッケージで埋め尽くされていて、なかでもキャンディーでつくられたシャンデリアは豪華すぎて最初普通にきれいなシャンデリアだと思ったくらい。
ちょっとした小ネタが随所にあって、それを探すのも楽しかった。
今回はバスを利用してなんとか来られたけれど、時間に制限されて急ぎ足となってしまったのが残念。かえすがえすも駐車場料金があんな高くなければ・・と思ってしまった。
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