2014年の春に市原で行われていたアートフェスティバルに行ってきた記録なのです。
ということで、桜の咲くシーズンに里見駅近くにある与市郎桜と、そこに展示されていた「レジャーシート」という作品をみてきた。里見駅近くの無料駐車場に車を停めて、そこから徒歩10分くらいのところ。
一般住宅の敷地を一部開放してくれていて、そこにある大きな山桜とその下にあるレジャーシートがひとつの作品として成り立っている。
まず驚いたのは、千葉にこんな立派な一本桜があったのか!ということ。千葉での花見って幕張の桜広場くらいだと思っていたので、ここは新しい発見(一般住宅の敷地なので普段は見学が限られているのかもしれないが)。
そして、この作品は見られる時期が限られているけれど、すごい美しかったということ。巨大な山桜の下に鏡のように反射するレジャーシートが敷かれていて、そこで思い思いに寝転がったり、お弁当食べたりしていてる。
普通におばちゃん達が花見をしていて「これって芸術作品らしい・・・」と話をしていたのが印象的。こうしてみんなが色々な表現に触れていくのは世界が広がっていくような感じで面白いことだよなって思う。
僕もレジャーシートに寝転がって昼寝をしたりしていたのだが、ちょうど満開から散り際を迎えた桜の花は風にふかれて舞っていた。こんな週末の休日がずっと続けばいいのにって思うくらいに美しくて気持ちいい風景。花びらがハッと舞って太陽の光でキラキラとしているようにみえる。まさに花吹雪。
与市郎桜は山桜だったこともあり、通常のソメイヨシノが終わったあとに満開のピークを迎えたこともあって、この作品に気づくのが遅かったが十分に楽しめたのはよかった。
今回のアートミックスで一番のんびりできたところだなあ。いろいろな楽しみ方がある。
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