橋頭糖廠:日本統治時代の雰囲気が残る製糖工場跡

旅の2日目、高雄から台南へと向かうことにする。今回は途中で立ち寄りながら台南へと向かうつもりで、まず行ってみたのは日本統治時代の歴史が残る産業遺産的な橋頭糖廠という製糖工場の跡地。いまではアートスポットになっていたりしてちょっと面白い場所になっている。

美麗島から地下鉄MRT紅線に乗って北に向かい橋頭糖廠駅で降りる。高雄郊外まで来ると鉄道は地上を走るので車窓を楽しむことができる。とはいえ、本当にごく普通の南国の郊外という感じなのだけど。

橋頭糖廠駅
あちこちに猫アートがあってかわいい
工場の入口、南国感ある

橋頭糖廠駅は猫がモチーフになっているのか、あちこちに猫のアートがあって駅自体がちょっと面白い。駅名からわかるとおり、ほぼ工場に隣接する駅なのであまり乗降客はいない。駅にコンロッカーはなくて、レンタルサイクルで荷物を預かってもらうことができる。

ちなみに、荷物を預かってもらう金額とレンタルサイクルの料金がほぼ一緒で、自転車を借りると荷物は無料で預かってもらえるとのこと。それじゃあ、もう自転車を借りないわけにはいかないではないか、と自転車を借りたのだけど結果としてこのエリアをまわるには自転車が必須だと思います。だいたい昼間はだいぶ暑くなるし、自転車で見てまわった方が断然楽だ。

ここは博物館だった
工場の敷地はかなり広大です
そして、わりとあちこちに入り込める

予備知識なく訪れたので、なにが見どころなのかわからないままではあるのだが、昔はかなり大きな工場だったみたいで敷地も広大。あちこちに設備も残っていて一部は工場の建物がそのまま残って見学をすることができる。見学料とかはとくにかからなかった。休憩スペースみたいなところでアイスクリームを食べたりしたのだが写真撮ってなかった。たぶん、暑くて疲れていたのだと思う。

古い機関車、きっと古いはず。。
敷地をかすめるように台鉄が通っている。
産業遺産公園みたいな感じ。ドイツのフェクリンゲン製鉄所っぽい
あ、これ借りた自転車です

敷地を横切るように台鉄が通っていて、もともとは工場から直接鉄道で作った砂糖を運んでいたのだろうなって思う。古い鉄道の機関車があったりして、さりげないが見どころが多いところだ。なにより、この昭和な雰囲気の残る工場をあちこち歩き回れるのって、ありそうで案外経験がないことではないかなって思う。ちょっと離れたところにはカフェなどもあったりするので時間をとってゆっくり訪問しても楽しそうなところだ。

僕はこのあとさらに移動をつづけるので数時間ふらふらと自転車で見てまわったあと橋頭糖廠駅に戻ってMRTの終点まで移動した。

なんていうかこの雰囲気がよい
工場見学としても楽しめます
古い建物も多く残ってます

橋頭糖廠
住所:高雄市橋頭區糖廠路24號
時間:9時00分~16時30分


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