イポーになにがあるのか?といわれると「もやしとチキンライスが絶品」という回答が帰ってくる。もやしってなんだよ、スーパーで10円で売っているやつじゃんと思うわけだが、実際にイポーまで来てみてここのもやしは全然違うと思った。悔しいが、ものすごい美味しい。
なかでも、旧市街にあるIpoh Restoran Tauge Ayam Lou Wong( 老黄芽菜鶏沙河粉)というレストランが有名であり、今回の旅でもっとも美味しいレストランだなと思う。滞在中何度か行ってしまったくらいだ。
イポーはペナンと同じように中国からの華僑によってつくられた町ということもあり、あちこちに中国語が書かれている。このお店もLou Wongという名前だが、もとにある漢字の老黄という文字も大きく出ているのでこれが目印。
お店について店員さんが「これがここの定番」だというもやし、鶏肉、麺料理を食す。麺料理は出汁の効いたスープがうまいのだが、これ食べると結構お腹いっぱいになる量がある。もやしと鶏肉だけでも満足度が高いかも。
この、もやし。これが日本のもやしと比べるとちょっと軸が太くて食感がよりシャリというかシャキっとというか歯ごたえがよくて、ほのかな苦みが味に奥行きをつけている漢字がある。醤油ベースのタレの味わいがまた日本人好みというか、最高にうまいな、これ。ベジタリアンの友人が、ここのもやしは絶品でもやしだけ食べていたというのが納得の味だ。
チキンも安定の美味しさ。マレーシアでも屈指のグルメが揃っているイポーでも最高峰のレストランだと思う。
Ipoh Restoran Tauge Ayam Lou Wong(老黄芽菜鶏沙河粉)
住所:49, Jalan Yau Tet Shin, Taman Jubilee, 30000 Ipoh
時間:10:30-24:00
休み:月
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