カラアゲニスト聖地のなかでも、中心的な存在である「ぶんごや」さん。駅からは歩いて結構あるので自転車で行くのがいいと思う。近くには福沢諭吉の生家などもあって、小さな中津の観光ついでにでも立ち寄れるところだ。うさわ通り、事前の期待を裏切らない美味しいから揚げが食べられる。
市内には支店もあるのだが、本店は住宅街のなかにあるシンプル過ぎるくらいシンプルな普通の精肉店。お店のお姉さんがお客さんと世間話していたりする。店内には小さい椅子がいくつかあって軽く食べることができるのだが、客は僕らだけだった。
ここでは二種類のもも肉を食べてみることにする。定番である骨なしのもも肉と、トラディショナルな中津からあげである骨が入ったもも肉の唐揚げ。田舎から揚げとも呼ばれるのだが、僕としてはこの「ぶんごや」の骨付き唐揚げこそが、ベストオブベストな唐揚げだなと思う。
北海道の中札内で食べた田舎揚げも美味しかったけれど、ぶんごやのから揚げは別物でうまい。油のキレもよくてべとつかず、そして肉のジューシーさもさることながら、骨の近くの肉汁含めた濃厚な味は「そうだよ!骨付き肉こそが正義である」という肉本来の美味しさを再確認させてくれる。
中津に来たのであれば、どこかひとつから揚げでも食べておくかということであれば、ぜひとも「ぶんごや」には行ってみてもらいたい。絶品のから揚げが食べられます。
豊国畜産 ぶんごや
住所:大分県中津市豊後町853
時間:8:00-19:00
休み:日曜
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