きれいに整備されているけれど、その分寂れた感もかなりある清里駅前。2時間に一本しかこない鉄道よりも車の往来がある国道沿いに繁華街が移ってしまうのは仕方がないことなのかもしれないな。
お昼時だったので、なにか食べようと思って目についたのは駅のロータリーの端っこにある食堂。ぱっと見、やっているかどうかわからない感じなのだが、ちゃんとやっていた。台湾とかにも駅前にこういう食堂がたまにある。やけに広い店内は賑やかだった昔の名残かもしれない。
メニューは地元の食材をつかった料理を提供していて、旅行者にはおもしろいところ。ちょっと観光地価格ではあるけれど、他にあまり選択肢もなさそうだし、ここで食べることにする。
清里まで来ると、山梨の文化圏にはいるので地元の特産料理といえば「ほうとう料理」ということになる。極太のうどんみたいな麺を鉄鍋で野菜と一緒に味噌味で煮込んだ料理は結構好きなので注文してみることにする。それほど混んでいたわけではないけれど、出てくるまでに結構時間がかかったので、ほうとうと頼むときには時間に余裕を持った方がよさそうだ。
ほうとうはちょっと味はすごいという感じではないけど、野菜がたっぷりと入っていて食べ応えがある。うかうかしていると麺ものびてくるのでアツアツを食べすすめるのだがすっかり満腹だ。値段は高いけれどお腹はいっぱいになるはず。なにより、清里駅前では貴重な食堂だと思う。
峯の茶屋食堂
住所:山梨県北杜市高根町清里3545
時間:8:00-20:00(閑散期は10:00-)
休み:不定休
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