[大阪新世界]てんぐで串カツ、大阪ローカルフードざんまい

佐兵衛寿しで寿司をちょっとつまんでさらにジャンジャン横丁の商店街を奥にすすんでいく。将棋をうっている人たちを窓の外から眺めている人たちがいたりして、なんていうかこう、すごく独特の世界観と時間が流れているなって思う。通りのまん中くらい、大きな天狗の置物が目印になっているのが、大阪の串カツで有名な「てんぐ」というお店。

結構並ぶ人気店なのだけど、回転はやいので並んででも食べてみた方がいいお店だと思う。

この天狗が目印
雰囲気ある店構え

串カツとは、肉や野菜などを串に刺して衣を付けて揚げた料理のことで豚肉が定番だけど、それ以外にもアスパラとかいろいろな具材がある。カウンターの前に置かれたソースにつけて食べるのが、二度漬けは厳禁です。うっかり二度漬けしそうな人はキャベツでソースをすくって串カツにかけて食べればいいと思う。

「てんぐ」で絶対に食べたいのはどて煮。甘めの味噌につけこまれたモツ煮の串なのだが、すぐに出てくるし、くせになる美味しさなので何本か頼んでお酒を飲みながら串カツ待つ作戦がいいと思う。

とりあえず、すぐ出てくるどて煮を頼む
謎のブドー酒

串カツは何食べてもうまい。駄菓子みたいなローカルフードのスタンスっぽい低価格で、ちょっとジャンクだけど衣もふくめて揚げたては本当に美味しいと思う。この衣のさくさくとした感じなんなのって思ってしまう。美味しいという言葉以外ないな。

東京の立石とかで食べるのも安くてうまいと思っていたが、てんぐのは別格だな。お酒は謎のワイン「ブドウ酒」という甘めのワイン(これって赤玉ポートワインみたいなもの?)とかビール以外にもおもしろい。

串揚げは出てくるまで少し時間かかるが絶品だ
ソースになみなみ

80年近くつづく老舗店で、大阪でも屈指の名店なのにチェーン展開しないでつづける味わいは大阪に来なければ食べられない。商店街やお店の雰囲気はまさに思い描く大阪そのもの。近くの通天閣を散歩するのにあわせて串カツを食べるのは外せないイベントだと思う。

てんぐ
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-12
時間:10:30-21:00
休み:月曜日


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