阿憨鹹粥の虱目魚肚粥は台南で最高の朝食のひとつ

台湾でよくみかける魚である「虱目魚」。サバヒーと呼ばれる魚で鯖の仲間かと思ったら全然違うらしい。ミルクフィッシュと呼ばれる白身の魚で熱帯から亜熱帯にかけて生息する魚であるということ。でも、味も大きさも鯖に似ていると思う。

阿憨鹹粥はサバヒーを使ったお粥をだすお店で、地元でも名店のひとつ。ガイドブックにもよく載っているみたい。ここでの朝食はびっくりするくらい美味しくて台南でのベスト朝食のひとつだと思う。

阿憨鹹粥へのアクセス

旧市街地からは北側にはずれたエリアにある。もともとはもっと市街地よりにあったみたいだが移転したらしい。移転しても、人気は衰えず地元の人で賑わっている。台南駅から歩いて行くことも可能。

阿憨鹹粥について

新鮮なサバヒーを使ったもっとも高いメニューである「虱目魚肚粥」と油條を頼むのがおすすめ。冷凍されていない新鮮なサバヒーを小骨までも取り除く処理をしていて、お粥のうえにでーんとのっかっているさまは迫力ある。

阿憨鹹粥(鯖のお粥)

阿憨鹹粥

魚のお粥って考えると臭みがあるんじゃないかと思うかもしれないが、本当に新鮮なものを使っているのだろう、ぜんぜん臭みがない白身の魚は絶品。脂がすごいのっていて、その風味がお粥のスープにも溶け出しているので、一心不乱に食べてしまうはず。とくに背脂の身の部分はとろけるような感じで食感も最高。

さらには、小さな牡蠣も入っていてこの出汁もきいている。なんて贅沢なお粥なのだ。そして、なんて贅沢な朝食なのだと思うのだが、これでも数百円くらいの料理なのだよな。こんなに丁寧で絶品のお粥を朝から食べられる幸せは台南ならではの贅沢な旅だと思う。

阿憨鹹粥
住所:台南市公園南路169号
時間:6:10-22:00
休み:不定休

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