市原湖畔美術館で「ロマネコンティ・ピクニック」をみてきた

市原湖畔美術館
市原湖畔美術館

市原湖畔美術館で開催されているEAT&ART TAROの「ロマネコンティ・ピクニック-美味しいの探し方-」という展覧会をみに行ってきた。

市原湖畔美術館といえば、去年の「いちはらアートミックス」の会場だったのだけど、駐車場が高くてスルーしたところ。

しかし、小さいながらも高滝湖に面した美しいロケーションにある美術館は気になっていた。通常期であれば美術館前の駐車場に車をとめることが出来るので訪れることができた。

美術館は敷地面積は結構広いものの建物自体はかなり小さくて、常設展などは一瞬で見終えることができるくらい。特別展についてもじっくり見てまわってもそんなに長大な時間がかかる感じはない。正直「あ、もう終わりなのか」って思ったくらい。

市原湖畔美術館

市原湖畔美術館「ロマネコンティ・ピクニック」展って名前だけ捉えると、高級なワインとカジュアルなピクニックという相反するような価値観の言葉。展覧会では開高健の「ロマネ・コンティ・1935年」を振り返りながらワインを巡る表現と言葉の意味を考えさせられる内容。

EAT&ART TAROが開高健のことを評する部分とラストの内容はちょっとおかしいけれど「うん、そうだよな」って思ってしまう。

そして、料理と調理というついつい同じような言葉に思えてしまうけれど、これはきっと違うんだなっていうことを考えるきっかけになる。うまく説明できないが、調理というのはもっと諸君気質なような魂を感じる。

「ピクニック」については、その名前の通りワークショップ形式でピクニックをするのだが、時間のタイミングで参加できず。でも、ビデオで「いちはらアートミックス」のときにやっていた、おにぎりのための運動会の映像をみていて、なんと楽しいそうな運動会だったのか!といまさらながらに参加しなかったことに後悔した。

結局のところ、やはり食べ物は人を幸せにするものだよな。それは高級なものじゃなくてよくて、あたたかくふんわりとした気持ちみたいなものなんじゃないかって思う。

市原湖畔美術館

ロマネ・コンティ・1935年

市原湖畔美術館
会期:2015年3月14日[土]- 5月31日[日]
会場:市原湖畔美術館


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