台湾の池上を電動バイクで周遊してみた。

ようやく今回の旅の目的である「台湾のお米を食べる旅」に出発することになる。台湾東部にある池上という町は屈指の穀倉地帯ということで、ここで採れるお米は「池上米」というブランド米になっている。

そして、田園風景が美しく近年では観光地としても注目されている町なのです。見わたす限りの田園風景って、それ新潟でみればよくないか?って話しはあるのだが、池上の風景は美しかったなあ。

台東から池上までは鉄道で移動。特急列車だと30分くらいで到着。暑くなる前に見てまわろうかと朝のうちに池上までやってきた。日本の地方駅にそっくりだ。緑色の看板とかJR東日本みたいだし。

台湾鉄道の池上駅
池上駅
池上のレンタルバイク

池上駅は町の規模にしてはかなり立派な建物。トイレは外の建物にあるのだが、ここもきれいだったので観光前に済ませておくといいと思う。駅の周辺には貸し自転車のお店がたくさんある。

僕が借りたのは「TR9-池上租車站」とかいう旅行会社。最初自転車を借りるつもりだったのだが、横に原付バイクがあって「これって借りられる?」って聞いたら「電動バイクだから外国人でも大丈夫だけど、高いから・・あまりおすすめしない」って回答。いやでも、僕は借りたいのです。楽をしたいから。

展望台から池上の田園風景を眺める。
新潟ともまた違う風景だなって思う
これが金城武のCMで有名なった木。
金城武の木に限らずフォトジェニックな風景だ。
伯朗大道
伯朗大道

ということで、お店で池上の地図をもらって、電動バイクを借りて出発。車も少ないし、田んぼ沿いの道を疾走するとすごく気持ちがいいなあ。遠くに見える山並みとか、たしかに新潟の魚沼っぽさがあるかもしれない。

この田園のなかにはいくつか展望台があって、そこを見てまわるといいと思う。僕が訪れた展望台は1階部分に用水路の水を引き込んでいて野菜などを洗うスペースがあり、2階から田園風景を眺められるようになっていた。ここから眺める池上の風景は日本と似ているようで、ちょっと違う。

南国の風景だったなあ。そしてすごく静かだ。周囲に車の走る幹線道路がないせいかもしれないが、とにかく静かで風の音だけが聞こえてくる。

どこを切りとってもいい風景だと思う
田園風景

池上でメジャーな観光地といえばエバー航空のコマーシャルで有名になりすぎた一本の木と、車の通らない広域農道みたいな伯朗大道という一本道だと思う。

一本の木は「金城武樹」という名前で地図にも登録されていて、この感じは美瑛の丘めぐりに似ている。たしかに、すごくフォトジェニックで雰囲気のある場所なのだが、池上はここ以外にも美しい場所はたくさんあるので、のんびりと見てまわるのもいいかなあ。

伯朗大道も道幅の広い一本の道路はすごく気持ちがいいのだが、あぜ道のようなくねくねした細い道をのんびり行くのもまたのどかな気分になる。10初旬という訪れた季節がよかったのか、池上はどこを巡っても緑のパッチワークというか田園風景がひろがっていて絵になる風景だ。電動バイク借りてのんびりと見てまわれたのはよかったなあ。

日本と似たような風景ではないかっていう意見があるのもわかるのだが、やはり池上はここならではのよさがある。次は田植え前の直前とかに来てみたい。そのときはここで一泊するのもいいなと思っている。

これがエバー航空のコマーシャル


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