[船橋] 「増やま」にてモダンガストロノミーのようなかき揚げを食べる

船橋にある居酒屋の名店「一平」で修行した人が独立してつくった居酒屋があるというので、一平に行きたい気持ちがありつつ行ってみた。場所は一平から歩いて数分のところで、JR船橋駅、京成船橋駅のどちらからも近いところにある。

2015年くらいにできたということなのだけど、外観からはそんな雰囲気が全然なくていい意味で味があるたたずまいをしている。お店は一平と同じようにコの字型のカウンターになっていて、ぎゅうぎゅう詰めで座るスタイル。

メニューは一平と同じような感じだけど、海鮮は一平の方が豊富だなあって思うくらい。その代わり、居酒屋メニューは増やまの方が断然おもしろいし豊富で美味しい。

煮込みも豆腐入りの贅沢バージョンはとろっとした豆腐の食感と味噌味なのかな、ちょっと不思議な旨味があってご飯を食べたくなる美味しさ。お酒もすすんでしまうので、これは必ず頼んでおくメニューだな。

そして、見た目のインパクトでも驚くのは紅ショウガのかき揚げ。細切りした濃い赤色をした紅ショウガを、天ぷらのかき揚げ状にしたものなのだけど、これがセララバアドで食べた毛玉っていうメニューの親玉みたいに大きめだが似ている。毛玉はビーツから出来ているので、味は全然違うのだが、この見た目のインパクト含めて紅ショウガのかき揚げではなく毛玉っていう名前にしてモダンガストロノミーとして売り出してもいいんじゃないかって思う。数百円で食べられるモダンガストロノミーというのがあってもいい。

古いようでいて新しい。そして一見でも居心地のいい居酒屋なんじゃないかと思う。もちろんお会計は本家の一平と同じくせんべろ価格。素敵なお店だ。

毛玉・・ではなく紅ショウガのかき揚げ

増やま
住所:千葉県船橋市本町4-5-18
時間:14:00-23:00(日21:30)
休み:年末年始、不定休


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